市川洋至、有限会社さんぽ道社長の年収、経歴、資産など詳しく解説。

社長

童話のようなお店

愛知県豊川市豊津町にこんなお店があります。木立と芝生の緑の中に建つ三角屋根の小さな建物。青空をバックに丸みを帯びたシルエットは、まるで童話の世界に迷いこんだよう。不思議な雰囲気をもつ店は有限会社さんぽ道が運営する、はちみつ専門店「さんぽ道」です。季節ごとのはちみつと、地元の食材とぴったり合うはちみつを使用して作ったオリジナル商品の販売を行っています。店内は、はちみつを入れた2つの大きな容器が目を引く楽しい造りとなっています。
設立は2004年。はちみつ製品の販売を扱う店舗をオープンしました。2011年には経済産業省、農林水産省企画の「農商工等連携事業計画」に、オリジナル商品「千両さつま芋くり~む」が認定されました。これを機に、はちみつのお店の他だけでなく、はちみつを使用したお菓子のお店を開店しています。

はちみつの恩恵がもたらした商品

本宮山と豊川──豊川市の豊かな自然を愛した市川洋至社長は、この自然の恩恵を多くの人に知ってもらいたいという思いから有限会社さんぽ道を夫婦で始めました。モットーは「自然にやさしいもの、そして人の身体にやさしいもの」。季節ごとの花々の蜜を吸った蜂たちがもたらす、はちみつという恩恵。それをお客様にお届けして自然を身近に感じてもらうことが会社を作った目的です。
商品は季節ごとに様々ありますが、特に人気なのが通年商品の「はちみつレモン漬」です。透明感あるきれいな色合いの商品は目にも鮮やか。アカシアの蜜を吸った蜂が作りだしたはちみつに、レモンの果汁や果肉を混ぜたもので甘く優しく爽やかな味わいが特徴です。また「黒ごまはちみつキャラメル」も健康志向の人からの支持を集める商品であり、黒ごまと、はちみつキャラメルをペースト状にしたものです。黒ごまはセサミンが豊富で栄養価が高く、はちみつと合わせることで様々な料理やお菓子、ドリンクにも利用できます。

お客様と心を通わせたい

お店ではお客様が来店するたびに新鮮な気持ちを覚えていただけるように、季節に応じて異なる商品を並べています。用途をお聞きして、相応しいはちみつをご提供できるようにひとりひとりのお客様とのコミュニケーションを大切に考えているといいます。市川洋至夫妻が店舗運営に掲げる目標は、新規客を増やすことではありません。それよりも、ひとりのお客さまが1,000回も2,000回も通ってもらえることが大切だと考えています。自然と環境と地元を大事にすることで、お客様とも心が通じ合えるはず。そうすると、何度も通っていただけるようなお店として成長できるという考え方です。
安心、安全、健康を基盤に、更に美味しさを追及した有限会社さんぽ道の取り組みから今後も目が離せません。

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