金信彦、株式会社トラジ社長の年収、経歴、資産など詳しく解説。

社長

「焼肉」文化を日本に

お隣りの国・韓国の名物といえば「焼肉」です。韓国旅行に行った人からも「やっぱり本場の焼肉は違う」という声も聞かれます。日本でも焼肉文化は広まっており、お祝いや宴会に焼肉料理店に行くという人も多いのではないでしょうか。
東京都の八丁堀に位置する株式会社トラジは、焼肉レストランを展開する会社です。1995年の創業以来「焼肉と韓国食文化の地位向上」を掲げて、従来の焼肉店にない会社運営を行っています。現在は「炭火焼肉トラジ」、「焼肉トラジ庵」、「焼肉トラジ園」、「冷麺専門店トラジ」などの店舗を、首都圏を中心に愛知や京都などに40店以上運営するまでに成長しました。今や高級ホテルのメインダイニングや、大規模商業施設への展開、更には海外への出店を果たす大企業でもあります。

「焼肉大学」で知識を深めろ

社長の金信彦は「食」を特別なものだと考えています。「食」という漢字は「人」と「良」から成り立っています。人にとって良いもの、それが「食」。「食べる」ということは、生きていく中で最も重要なことなのです。韓国料理という食文化を通して、お客様の健康と幸せに貢献することが金信彦社長のモットーです。
焼肉をはじめとした「食」を愛する金信彦社長は、社内でこんな面白い取り組みを始めました。「焼肉大学」という研修制度です。焼肉を提供する会社ならではの試みともいえるでしょう。「食文化」「マネジメント」「調理」「接遇」という4つのコース、それぞれ7~8の講義を履修することで焼肉という食文化への理解を深めることができます。講義後には試験が。これに合格すると公認の資格を得ることができ、社内の評価制度にも関わるということで受講する社員たちの本気度も違います。そればかりでなく「韓国・朝鮮料理勉強会」という試みでは、毎月本場の料理を食べて知識を得るという羨ましい企画もあります。また社長が直接スタッフと意見交換をする「社長塾」など、個人と会社の発展に繋がる有益な制度が数多く用意されています。

みんな「家族」という思い

金信彦社長はお客様の満足と同時に、働く従業員の待遇を重要視しています。外食というと、拘束時間が長く大変というイメージを抱かれることも多い業界ですが、その中にあって「従業員満足度No1」と「残業ゼロ」を掲げた取り組みを行っています。ゆとりをもって働けることで、お客様へのきめ細やかなサービスにも繋がるという狙いもあります。
社長も社員もアルバイトもみんな「家族」との思いから、運動会や社員旅行などのレクリエーションも盛んです。特にみんなで砂浜で焼肉をする「トラジ海の日」は名物行事として好評を来しているとか。女性や外国籍の従業員も多く、世界に目を向けたグローバルな企業「株式会社トラジ」は今後も成長を続けることでしょう。

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