武野龍、株式会社アダル社長の年収、経歴、資産など詳しく解説。

企業向けの家具の受注生産をおこなう会社

「モノ作り」は私たちの生活を支えている産業のひとつです。福岡県にある株式会社アダルは、家具というモノ作りを通じて現代社会に貢献する企業です。主に企業を対象にした家具の設計・制作・販売はもちろん、修理や張替えなど幅広く請け負っています。また、インテリア用品や家具の輸出入も行い、海外にも進出を図るグローバル企業でもあります。
工場での大量生産による家具生産がが多い中、株式会社アダルが特徴的なのは企業のニーズに合わせた受注生産を行っているところ。あらゆる商業空間のインテリアニーズに応える業務用のプラン、そしてデザイナーと提携したハイデザインのプラン。この2つのプランを軸に実用的かつ、お洒落な家具を作り出します。

快適生活空間の良きアドバイザー

株式会社アダルの社長・武野龍が掲げるモットーは「快適生活空間の良きアドバイザー」です。業務用家具という分野の専門メーカーとして、競争力のある企業を目指しているのです。そのためには顧客に寄り添ったサービスが必要です。武野龍社長はモノ作りが中心の自社のことを「サービスメーカー」と呼んでいるそうです。製品を作って、それをお客様に納入した時点で終わりでは業務用家具メーカーとして価値はないという考えがあるとか。
1953年創業の株式会社アダルには、これまで培ってきた実績があります。企業やホテル、飲食店などにそれぞれのコンセプトに沿った家具を作り、納入してきたという誇りもあります。その際、身につけたノウハウを蓄積しています。これを利用すると、これから店を作り家具を配置したいと考えるお客様にアドバイスを行うことができます。家具を作るだけではなく「アルグさんに相談して良かった」と言ってもらえることが、アルグの家具作りの真骨頂なのです。
また、武野龍社長が気にかけているのは「お客様の実益」です。店に合うデザインだけでなく、機能性を兼ね備えた家具の製作がこれに当たります。せっかくお洒落な家具を作っても、簡単に壊れてしまってはお客様の利益には繋がりません。見た目はもちろん、使い勝手や耐久性に優れた家具を作り出すことがお客様の信頼に繋がっていくのです。

武野龍社長の誇り

武野龍社長の誇りは自社の職人たちです。お客様のオーダーに沿えるように、またそれ以上のモノを作り出すために頭を働かせ、工夫をこらして家具作りに精を出す職人たち。彼らの能力を最大限に引き出すことが自分の使命だと社長は考えています。アルグの70年近い歴史を未来へ継承するためには、職人たちの知恵や技術をいかにして継承していくかがポイントです。これからの日本の、そして世界のモノ作りのために、社長は使命感を燃え上がらせています。