株式会社ファンケル島田和幸

社長

立派な経営者から経営を引き継ぐことはとても大変であるとともに、ヘッドハンティングでやってきたような人物となると余計にプレッシャーを感じやすくなるものです。サプリなどを手掛ける株式会社ファンケルの代表取締役社長を務める島田和幸さんはまさにそのプレッシャーと真っ向から向かい合った人物です。

島田和幸さんの経歴

島田和幸さんは1955年生まれで現在66歳です。混声合唱団で毎日のように歌を歌っていたという島田和幸さん。同志社大学を卒業後、ダイエーに入社。1993年から8年間、ダイエーの創業者である中内功氏の秘書に。子会社のマルエツを経て、2003年にファンケルに転職。2007年に取締役になり、段々と出世を重ねていく中で2017年に代表取締役社長になります。

プレッシャーとの闘い

ダイエー時代には創業者の近くで仕事をしていたものの、社長として経営を引き継ぐとなれば話は別。当初そのプレッシャーは大きかったと言いますが、会社や顧客、社員のためにやるべきことをやろうと決意。新型コロナウイルスで社長就任後では相当な売上の落ち込みを見せるも、社員との関係性が深まる結果に。社員みんなで仲良くをファンケルのモットーに掲げ、顧客からのメッセージを大切にする島田和幸さん。ダイエー時代に中内氏から学んだもの、そしてファンケルの創業者から感じたものを融合させながら、経営にあたっています。

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