青木一郎、株式会社青木松風庵社長の年収、経歴、資産など詳しく解説。

社長

「みるく饅頭月化粧」を作っている会社

「みるーく饅頭、月化粧」という印象的なCMを見たことがないという人はいないのではないでしょうか。今や大阪みやげとして定番の地位を獲得した「みるく饅頭月化粧」を製造・販売しているのは、大阪に居を構える株式会社青木松風庵です。モンドセレクション最高金賞を連続受賞し、3秒に1個売れているという「みるく饅頭月化粧」が主力商品なのは言うまでもありませんが、他にも多数の和洋菓子の製造・販売を行っています。
駅や空港のお土産ショップなどはもちろん、大阪、和歌山には実店舗も構えています。また、別ブランド「ぷらす餡」も展開しており、近畿圏を中心に勢力を広げている会社です。

お菓子作りに大切な割合とは

株式会社青木松風庵の経営理念は「お客様を大切にする」「おいしいお菓子を創る」「仲間と、その家族を大切に」「地域社会に貢献する」この4点です。お菓子作りを通じて人に喜んで貰い、そして社会に貢献することが目標です。急激な店舗拡大は目指さず、地に足をつけた経営を目指しています。
そのために大切なことは、お菓子に向き合う姿勢です。和菓子業界では自家製餡を使用している業者は一割程度だといいます。餡は和菓子の命とも言うべき存在。株式会社青木松風庵はお菓子それぞれに合った餡、その数なんと100種類を毎日製造しているそうです。100%自家製餡を使用することで、そのお菓子に最適な味わいの新鮮な餡を使用することができます。美味しいお菓子を作るためには手間を惜しみません。身体に優しい原材料を吟味し、熟練の技と手間を惜しまず、真心こめてお菓子作りに励む──朴訥なほどに基本を大切にした製法ともいえます。青木一郎社長はその割合を、原材料5割、技術3割、真心2割と言います。これらが全て揃ってこそ初めて胸を張って提供できるお菓子が完成するのです。

団結の力

人が口にするものを作っているという緊張の中で日々を送る青木一郎とスタッフたち。そんな中、彼らが楽しみにしていることがあるそうです。年4回ある繁忙期終了後の慰労会です。春のお彼岸後のお花見、ゴールデンウィーク後の社員旅行、お盆繁忙期明けのビアガーデン、そして年末年始開けの新年互礼会では、社長も社員も関係なく楽しく過ごします。特に全額会社負担の社員旅行は豪華で、ハワイに4泊6日で行った年もあるとか。全員仲間という主旨から、正社員ばかりでなくパートタイマーも含まれているところに社長の懐の深さがうかがえます。団結の力で会社はますます発展していくことでしょう。

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