堀口尚利、株式会社若素園社長の年収、経歴、資産など詳しく解説。

社長

老舗のお茶会社

忙しい日常の中「ホッとする瞬間」はありますか? 東京都品川区で1916年に創業した株式会社若素園は、日常の中で楽しめるお茶を提供している会社です。100年以上続く老舗を率いるのは堀口尚利。多忙な現代人に心落ち着く時間を、お茶と共に味わってほしいと心配りを欠かさない人柄の社長です。
日本茶の販売を軸に都内に3店舗を構え、ホテルやゴルフ場はじめ卸し売りも幅広く行っています。また、お葬式の会葬御礼や香典返しとしても多く利用されているといいます。

その年一番のお茶を

品川は、東海道五十三次の宿場街でもあります。中山道の板橋宿や甲州街道の内藤新宿、そして日光街道・奥州街道の千住宿と並び江戸四宿と呼ばれた要衝でもあります。品川宿は西国へ通じる江戸の玄関口として大いに賑わいをみせ、旅籠や出店、あるいは参勤交代の大名通過数においても江戸四宿の中で一番数が多かったそうです。
この品川で三代続く、株式会社若素園。取り扱うお茶の火煎れにもこだわり、変わらない美味しさと、その季節ごとに最も好まれる味を追求しています。人気No.1の商品は深蒸し茶「瑞雲」。100~105度で火を炒れ、いくつものサンプルの中から「甘味」と「コク」が最高のものを選んだ若素園オススメのお茶です。同じ産地、同じ品種の茶葉でも、その年ごとに味は微妙に異なります。その年一番美味しいお茶を選ぶということで、株式会社若素園のお茶のプロたちが、新茶の時期に試飲を繰り返し「瑞雲」の配合を決めるそうです。若素園のお茶の味の基準となる商品なのです。他にもティーバックなど、手軽にお茶を楽しめるよう様々な商品が並べられており、お客様のニーズに応えます。

お茶という文化

堀口尚利社長は、日本茶はただの飲み物ではないと言います。文化や歴史を紡ぐ伝統色豊かな存在であり、また情報過多なこの時代に「ホッと息をつく瞬間」にもお茶が役立つという考えです。日本茶を通じて癒しや精神的な豊かさを感じてもらおうと、株式会社若素園は来店されたお客様に粋なサービスを行っています。おひとりおひとりに、その季節ならではのお茶を一杯提供しているのです。寒い時は身体の芯まであたたまる深みのあるお茶を。暑い夏にはさっぱりとした冷たいお茶を。美味しいお茶とともにホッとする瞬間、癒しの時間を味わってほしいという思いからです。
堀口尚利社長はお茶は文化であり生活だと考え、決してこのお茶文化を絶やすことがないように国内外でますますの日本茶の発展を目指しています。

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